Google Colab の最上位プランとして「Pro+」が登場しました。Twitterの検索結果を見ると、日本時間の2021年8月12日午後辺りが初出のようです。 t.co 上記サイトの説明によると、既存の「Pro」プランに比べて、以下の利点があるそうです。 Background executi…
8月2日に終了したKaggle「CommonLit Readability Prize」コンペにチームで参加し、25位でした。 3682チーム参加で、17位までが金メダル圏内で、もう一歩という結果でした。 コンペ概要 チームでの取り組み 上位解法 全体共通の傾向 1位 2位 3位 4位 5位 6位 …
先日、中高生向けに喋る機会が2度ありました。共に光栄なことに母校で話す機会でした。平易な内容で自分語りを極力減らし、できる限り学生にとって「汎化性能」のある有意義な内容にするのに苦心しました。幸い、質疑応答の時間が設けられた前者では10個以上…
マイナビ出版より8月に『Kaggle Grandmasterに学ぶ 機械学習 実践アプローチ』と題した書籍が出版されることになりました。 世界各国で出版・公開された書籍 "Approaching (Almost) Any Machine Learning Problem" の翻訳書です。 豊富なコード例と機械学習…
「Sports Analyst Meetup #10」*1を、6月26日に開催しました。第7回以降はオンライン開催に切り替えて、今回で記念すべき第10回を迎えました。 togetter togetter.com 発表内容 今回はロングトーク1本、LT4本という構成でした。イベント後には、オンライン以…
出版社のご厚意でお送りいただいた『教養としてのデータサイエンス』(講談社)を読みました。豪華な著者陣による「文理を問わず、すべての大学生に、数理・データサイエンス・AIを習得させることを目的として編纂された」書籍です*1。 豪華な執筆陣による…
『BERTによる自然言語処理入門 Transformersを使った実践プログラミング』(オーム社)をサラッと読みました。近年の自然言語処理領域の飛躍的発展のきっかけとなった BERT について、理論と実践をバランス良く取り上げた良書だと感じました。 『BERTによる…
Kaggle「BirdCLEF 2021 - Birdcall Identification」*1に参加し、102位でした*2。Kaggler の知人が何人か参加していたので興味を持ち、残り9日から参戦しました。 やったことは以下の通りです。音声を題材にしたコンペに初めて取り組みましたが、学習用デー…
同一の質問を何度か見かけたので、次回はリンクを貼って解決するためのメモです。 Q: 特徴量の順番を変えたら、重要度や精度が変わりましたが、なぜでしょうか? A1: 学習時のハイパーパラメータ feature_fraction の影響かもしれません LightGBMの学習時の…
近年の Kaggle では、参加者が Kaggle の Code 環境上でソースコードを実行する「code competitions」形式でのコンペ開催が増えています。実行時間や処理内容など諸条件はコンペごとに異なります*1が、モデルの学習を事前に実施し、評価用データセットに対す…
衛星データに関するコンペティションプラットフォーム「Solafune」で開催されていた「夜間光データから土地価格を予測」コンペ*1で、 6 位になりました。終了直前の参加だったので、優勝した方が公開していた特徴量に少し足して、pseudo labeling で水増しし…
2018 年の GW に Kaggle を本格的に始めて丸 3 年、Notebooks カテゴリで Master の称号を獲得しました。 2019 年 4 月に終了したコンペでチームメイトにも恵まれ金メダルを獲得できた後、入門記事や入門書など、主に日本人参加者の Kaggle に対する障壁を下…
昨年4月に出版した書籍『PythonではじめるKaggleスタートブック』(講談社)*1の中国語繁体字版が、今月出版されました。原著も第3刷&電子版好調らしく、時間をかけた執筆作業が報われている気分です。 books.gotop.com.tw 他言語版ということで、サポート…
「Google Code Jam 2021」の Qualification Round に参加しました。「Code Jam」は、Googleが主催する世界的なコーディングコンテストで、Qualification Round は最初の予選です。今年は日本時間の3月26日22時〜28日午前4時にわたり開催され、出題5問から合…
大学入試センターは24日、2025年1月に実施する大学入学共通テストの教科・科目の再編案を公表しました。プログラミング関連の知識を試す「情報」が導入されるそうです*1。 今回は、公開されたサンプル問題*2をすべて解いてみました。サラッと流し見で問題の…
言語処理学会第 27 回年次大会のワークショップとして開催されていた「AI王 〜クイズAI日本一決定戦〜」*1に参加しました。Kaggle などで親交のある atfujita さんとのチームで、最終結果は 5 位でした。 コンペ概要 日本語の 20 択のクイズ問題に回答する課…
国際会議「ACM WSDM」のワークショップとして開催されていた「Booking.com Data Challenge」*1で6位に入りました*2。Wantedly の hakubishin3 さんと Yuya Matsumura さん とのチームで、解法をまとめた論文は同ワークショップに採択・公開されました*3。同…
コンピュータサイエンス技術の一つに、自然言語処理(NLP)と呼ばれている領域があります。NLPは、コンピュータに人間の用いる言語(自然言語)を処理させる取り組み全般を指します。 ここ数年のNLPの傾向として、大規模テキストでの事前学習済みモデルの活…
2月27日(土)開催の東海高等学校・中学校「38thサタデープログラム」で発表予定でしたが、残念ながら中止となりました。せっかくなので、発表予定だった資料を一部編集の上で公開します。ご興味ある方は、ぜひご覧ください。 www.satprogram.net 2月に母校…
概要 毎週金曜日に更新しているニューズレター「Weekly Kaggle News」を横断検索できる仕組みを作りました GitHubのレポジトリに全データを蓄積し、左上の検索ボックスからレポジトリ内を検索できます 最新号のデータをAPIで取得し、GitHub Actionsで自動更…
年末恒例の振り返り記事です。あっという間に時間が経ちました。 コミュニティ活動 コンペ 英語 イベント 勉強会 Podcast 学会 表彰 おわりに コミュニティ活動 はてなブログは今年も100記事を達成できました。今年初めには、株式会社はてな東京オフィスを訪…
「Kaggle Advent Calendar」 の20日目の記事です。 1年前に始めたニューズレター「Weekly Kaggle News」が1周年を迎えました。日本語で、Kaggleをはじめとするデータ分析コンペティションに関する話題を取り扱っています。週次で毎週金曜日に更新しており、1…
「Sports Analyst Meetup #9」*1を、12月13日に開催しました。7、8回目に引き続きのオンライン開催でした。 資料 spoana.connpass.com togetter togetter.com 発表内容 今回はロングトーク1本、LT6本という構成でした。 ロングトークでは、株式会社ユーフォ…
「#7 CA x atmaCup 2nd 振り返り回」*1でLTしました。5位解法とともに、チームマージでの取り組みを具体的に紹介しました。 *1:atma.connpass.com
Kaggle Advent Calendar の8日目の記事です。 2018年、2019年に引き続き、今年もTF-IDFを用いた「Kaggle流行語大賞」を算出します。具体的には、2020年に公開されたNotebookのタイトル情報から、頻繁に登場した単語をランキング形式でまとめました。 2018年*…
12月3日に「Google Developers ML Summit」に登壇します。もう1年近く経ってしまった「Kaggle Days Tokyo」の話も含めて、会社での機械学習の活用事例を紹介する予定です。17:10-18:00の枠で、質問も受け付ける予定です。ご興味ある方はぜひご覧ください。 …
本記事について 「スポーツアナリティクス Advent Calendar 2020」*1の1日目の記事です。 12月13日開催の「Sports Analyst Meetup #9」*2で発表予定の内容をまとめました。 概要 2019年12月〜2020年9月に開催されていた「Basketball Behavior Challenge: BBC…
M-1グランプリ2020の2回戦動画がGyaoとYouTubeで全公開されていたので、合格者を中心にザッと目を通しました。 gyao.yahoo.co.jp 昨年の準決勝を観に行くくらいには以前からお笑い好きでしたが、今年は在宅の時間が増えたことも相まって、その傾向が加速しま…
11月10日にデータサイエンティスト協会シンポジウムで、毎年恒例のKaggleセッションを実施します。 11月10日にデータサイエンティスト協会シンポジウムで、毎年恒例のKaggleセッションを実施します。今年のテーマは「Kaggler枠」で、企業によるKaggler支援を…
以前に参加したNishika「財務・非財務情報を活用した株主価値予測」コンペ*1で検討していたタイトルの技術について、別コンペで使う可能性があったので改めてコードを整理していました。結局使わなかったですが、せっかくまとめたのでブログ記事として供養し…