u++の備忘録

「Weekly Kaggle News」1周年&購読者数1400人達成

Kaggle Advent Calendar」 の20日目の記事です。

1年前に始めたニューズレター「Weekly Kaggle News」が1周年を迎えました。日本語で、Kaggleをはじめとするデータ分析コンペティションに関する話題を取り扱っています。週次で毎週金曜日に更新しており、12月18日の号で第53回の配信となりました。

www.getrevue.co

購読者数は、ありがたいことに着実に増加しています。下図の赤は購読者数、青はユニークな開封数です。第53回を配信した数時間後に執筆している関係で、この回の開封数は少なめに出ていると予想されます。メール上で閲覧する以外に、ウェブ上で直接閲覧する手段もあります。最近のウェブ上でのページビューは300〜400程度で、合計すると1000人程度の方がご覧になっているようです。

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第26回辺りで大きく伸びているのは、次の記事で取り上げられた影響です。地道に続けてきた20数回があったおかげだとは思いますが、影響力のあるウェブ記事の威力を改めて実感しました。

www.atmarkit.co.jp

興味深いのは、第27回以降に購読者数は増加の一途をたどっている一方で、開封数にほとんど変動がない点です。この辺りは、ニューズレターという形態の一種の特性なのかもしれません。下図の黄色が示すニューズレター内のリンクのクリック率も、全ての回を通じて30%辺りを推移しています。

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そもそものニューズレターを始めたきっかけは、創刊の記事でも少し触れた通り、近年のニュースメディアの動向でした。近年のSNSの急速な発展に伴う情報過多もあり、改めてニューズレターが持つ価値に注目が集まっています(参考: ニューヨーク・タイムズJournalists Are Leaving the Noisy Internet for Your Email Inbox」)。

Weekly Kaggle Newsは無料で公開を続けていますが、この活動を通じてニューズレターの特性や価値を自らの手で感じられているのは、私にとって大きな価値になっています。2020年9月には国際ニュースメディア協会から表彰されましたが、受賞理由の一つには個人での情報発信の活動が掲げられています。いつもご覧いただいている方々に、改めてお礼申し上げます。

最後に、過去にWeekly Kaggle News経由でクリックされたURLのランキングを算出してみました。単純なクリック回数なので、購読者数が増えている直近の回が有利な条件になっています。見落としていた記事があれば、ぜひご覧ください。全ての過去回も公開しています。

1位: 第34回、140クリック

togetter.com

2位: 第33回、131クリック

wandb.ai

3位: 第36回、129クリック

aru47.hatenablog.com

4位: 第33回、123クリック

wandb.ai

5位: 第37回、116クリック

qiita.com

6位: 第34回、114クリック

Kaggleで学んでハイスコアをたたき出す! Python機械学習&データ分析 | チームカルポ |本 | 通販 | Amazon

7位: 第26回、109クリック

aryyyyy.hatenablog.com

8位: 第31回、105クリック

9位: 第30回、98クリック

書籍『Approaching (Almost) Any Machine Learning Problem』の日本版 Amazon へのリンク(※ 現在はリンク切れ)

10位: 第52回、96クリック

krksan.com

11位: 第40回、95クリック

cyberagent.ai

11位: 第30回、95クリック

PDF『Deep Learning with PyTorch』の無料公開ページ(※ 現在はリンク切れ)

13位: 第51回、94クリック

qiita.com

14位: 第52回、93クリック

zenn.dev

15位: 第51回、90クリック

www2.slideshare.net

15位: 第39回、90クリック

qiita.com