u++の備忘録

2020年をザッと振り返る

年末恒例の振り返り記事です。あっという間に時間が経ちました。

コミュニティ活動

はてなブログは今年も100記事を達成できました。今年初めには、株式会社はてな東京オフィスを訪問する機会も頂きました。*1

印象深いのは、4月6日に公開された「言語処理100本ノック 2020」に取り組んだことです*2。今年は業務で自然言語処理の案件が増えたこともあり、ブログでも関連の話題が増えている印象があります。

「言語処理100本ノック 2020」のソースコード*3や、日本語の自然言語処理に関するスニペット*4は、GitHubで公開しました。OSS貢献としては、日頃からお世話になっている「Optuna」*5に何度かPRを出せたのが記憶に残っています。

その他、今年は情報発信の場を広げることができました。昨年末に始めたニュースレターを休刊なく継続でき*6、4月にはYouTubeチャンネルも開設しました*7

昨年末に大半の作業は終わっていましたが、初の著書が刊行されたのも今年でした*8。10月ごろからは、別の共著に着手しています。来年の早い時期に告知できるよう頑張ります。

コンペ

Kaggleのコンペでは、ソロの銀メダル・銅メダルが1枚ずつでした*9。NotebookとDiscussionでのMasterの称号が手の届く位置に来たので、来年あたりに達成できればと考えています。

その他のプラットフォームでは、以下で入賞することができました。

  • Nishika, 財務・非財務情報を活用した株主価値予測 2nd (Solo), 2020.*10
  • Basketball Behavior Challenge BBC2020 1st (Solo), 2020.*11
  • Sansan × atmaCup #6 15th & LT大会 社会人枠最優秀LT賞 (Solo), 2020.*12
  • CA × atmaCup 2nd 5th (Team), 2020.*13

英語

会社の研修制度を利用し、6〜12月にわたって英語研修を受けました。毎週1時間×3コマの英会話を受けるなど、英語を喋る機会が大きく増加しました。英作文やプレゼン練習なども含めて日常業務の合間にこなす日々はなかなかに大変でしたが、特にリスニング・スピーキングを中心に外部テストの成績からも成長が感じられた一年でした。

イベント

運営に関わっているイベント「Sports Analyst Meetup」*14を、4回開催できました。急遽のオンライン開催に切り替える中、多くの方々のご協力があってこそ実現したことだと感じています。

発表者の立場では、以下のイベント・番組に登壇する機会を頂きました。関係者の皆様に、改めてお礼申し上げます。

勉強会

  • Kaggle Google Quest Q&A Labeling 反省会*15
  • 第85回R勉強会@東京*16
  • atmaCup#5 振り返り会*17
  • Rist主催 Kaggle Workshop #1*18
  • Google Cloud「Ask the Expert」*19
  • AWS DEV DAY ONLINE JAPAN*20
  • SciPy Japan 2020*21
  • Sansan × atmaCup #6 LT大会*22
  • データサイエンティスト協会シンポジウム*23
  • Google Developers ML Summit*24
  • CA x atmaCup 2nd 振り返り回*25
  • Sports Analyst Meetup #9*26

Podcast

  • regonn&curry.fm*27
  • keep-alive.fm*28
  • 白金鉱業FM*29
  • CONCAST*30
  • CONCAST*31

学会

仕事関連は世に出せる情報が必ずしも多くないのですが、以下2本については発表の機会を頂きました。来年も可能な範囲でこういった取り組みを継続していきたいです。

  • Shotaro Ishihara, Norihiko Sawa (2020). Age Prediction of News Subscribers Using Machine Learning: Case Study of Hosting Worldwide Data Analysis Competition "Kaggle". Proceedings of Computation + Journalism Symposium 2020. Boston, MA, USA.
  • 石原祥太郎 (2020). 新聞記事での共起回数を用いた関連企業の抽出. NLP若手の会 (YANS) 第15回シンポジウム, 2020年9月23日.

表彰

国際ニュースメディア協会が9月に発表した「30 Under 30 Awards」でアジア太平洋部門の最優秀賞を受賞しました*32。これからが大事という賞ですが、まずは過去の取り組みが評価されたことを嬉しく思います。

おわりに

今年はコロナ禍の到来と共に、社会の変化は突然やってくると改めて実感した一年でした。同時に、健康の大切さも身に沁みて感じています。来年も心身の安寧を保ちながら、可能な範囲で視野を広く持って精進していきたいところです。

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