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【論文メモ】Strategic ambulance location for heterogeneous regions

論文名

Håkon Leknes, Eirik Skorge Aartuna, Henrik Andersson, Marielle Christiansena, Tobias Andersson Granbergb: Strategic ambulance location for heterogeneous regions - ScienceDirect, European Journal of Operational Research Volume 260, Issue 1, 1 July 2017, Pages 122-133.

どんなもの?

都市部と農村部など異種の需要と複数の目的関数が混在する地域における、救急車配置場所と台数の割り当て問題。シミュレーションでは簡略化のために地域の需要や目的関数を一つにすることが多いが、現実的には複雑な状況な場合が多い。

先行研究と比べてどこがすごい?

  1. 「混合地域」での問題を定式化した(需要と目的関数を複数に)
  2. 需要の計算において、線形待ち行列理論に基づくモデルを利用することで、分枝限定法など理論的な収束を保証した手法が使える

技術や手法のキモはどこ?

混合整数線形計画法

どうやって有効だと検証した?

ノルウェーの都市部と農村の複合地区でのケーススタディ。この地域の現状と比較して、目的関数が高くなる割り当てが導出できた。

議論はある?

需要と供給時間の時間的変動を踏まえ、救急車ステーション間の依存性を考慮したより正確なモデルを検討する必要がある。

次に読むべき論文は?

包括的な文献レビュー( 「混合地域」での問題定式化の難しさはどこにある?)
R. Aringhieri, M. Bruni, S. Khodaparasti, J. van Essen Emergency medical services and beyond: Addressing new challenges through a wide literature review Computers & Operations Research, 78 (2017), pp. 349-368.