東西分割開催のJリーグ各チーム移動距離を可視化
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため第1節を終えた段階で中断していたJ1リーグは、7月4日に一斉再開しました。7月中は移動による感染リスクを避けるため近隣クラブが対戦する方式を採用しており、具体的には全18チームを東西に2分して各グループ内で対戦相手を決めています。
次の記事で言及されている通り、序盤戦の移動距離が他チームに比べて少なく、スタートダッシュに有利な状況のチームが存在する可能性もあります。この記事では具体的な数字が出ていなかったので、本ブログで実際にデータに基づく可視化に取り組みます。
結果
縦軸の距離は、ヒュベニの公式に基づき座標から計算しました。名古屋グランパスなど複数のホームスタジアムを有している場合は、主に使われている方を採用しています。また本拠地と別の場所でキャンプを張っているなどの個別対応は考慮していません。
当然ですが、札幌や九州のチームと戦うか否かの影響が大きくなりますね。
おわりに
本記事では、東西分割開催のJリーグ各チーム移動距離を可視化しました。今後の課題としては、本来予定されていた2-7節のカードの移動距離と比較すると、差分が分かりやすくなりそうです。一連のコードは、下記で公開しています。