u++の備忘録

Kaggle Kernel (Jupyter Notebook) でログを別ファイルに出力する

本記事では、Kaggle Kernel (Jupyter Notebook) でログを別ファイルに出力する方法を紹介します。

「Jupyter Notebook形式での出力が大量になると見づらいので、別ファイルに吐き出したい」などの需要を想定しています。

方法

loggerでファイルに書き込んでいく方法を採用します。loggerの流儀はいろいろあるかと思いますが、ここでは次の記事に倣います。

icebee.hatenablog.com

参考実装

Kaggle Kernelを例として作成しました。序盤でloggerを定義して getLogger() でファイルに書き込んでいきます。

www.kaggle.com

f:id:upura:20190505055042p:plain

書き込んだ情報は、Outputのタブで 001.log として保存されます。内容が短い場合はブラウザ上のプレビューで中身が確認できますし、長い場合はファイルをダウンロードして全文を確認することも可能です。

おわりに

本記事では、Kaggle Kernel (Jupyter Notebook) でログを別ファイルに出力する方法を紹介しました。

なお、本内容は「kaggler-ja slack」での発言内容を転記する形で作成しました。

yutori-datascience.hatenablog.com