u++の備忘録

Kaggle入門記事をQiitaに書きました

先日「Kaggleに登録したら次にやること ~ これだけやれば十分闘える!Titanicの先へ行く入門 10 Kernel ~」という記事の初版を公開しました。

qiita.com

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初めてQiitaに記事を書いたのですが、ありがたいことにTwitter含め大きな反響を頂きました。

本記事では、Qiita記事では割愛した執筆の経緯について述べます。

きっかけ

執筆のきっかけの一つは、次のツイートでした。

この投稿は、競技プログラミングのコンテストサイト「AtCoder」の入門の決定版となったQiita記事に倣った、いわば「ネタツイート」です。ただRT・いいね数も多く、一定の需要があるように感じられました。

qiita.com

実は私は以前から、このような記事の執筆を検討していました。

その際は良い切り口が思い浮かばずにお蔵入りになりましたが、これを機に、もう一度腰を据えて執筆してみようという考えに至った次第です。

Kaggleの入門記事で意識した切り口

上述したAtCoderの入門記事は、Googleで「AtCoder 入門」と検索した際に一番最初に出てくるなど、入門の決定版となっています。

僕自身も多分に漏れず、「競技プログラミングとは何か」も知らないところから、この記事でAtCoderに入門しました。そして「これでコンテスト出ても大丈夫!」と自信を持ち、実際のコンテストに参加し始めました。

これは私の持論ですが、勉強の類いはある程度基礎を学んだ段階で実践に飛び込み、自分の力不足を肌で感じながら必要な知識を学んでいくのが効率的だと思っています。その意味で「競技プログラミングに何となく興味ある」状態から「実際のコンテストに参加できる」状態まで自分を引き上げてくれるコンテンツには非常に価値があると考えています。

今回改めてKaggleの入門記事の切り口を考えたとき、このようなAtCoderの入門記事の本質的な役割に気付きました。そして、力不足かもしれませんが、Kaggleにおいても同様の役割に注力した記事が書けないかと考えるに至りました。つまり「Kaggleに何となく興味ある」から状態から「実際のコンテストに参加できる」状態まで引き上げてくれるコンテンツが目標となっています。

おわりに

本記事では、先日初版を公開した「Kaggleに登録したら次にやること ~ これだけやれば十分闘える!Titanicの先へ行く入門 10 Kernel ~」という記事の執筆の経緯について述べました。現状まだ完成していない部分も多いですが、この記事で説明した目標を達成すべく、Kaggle入門者に向けたより良いコンテンツになるよう、随時更新を重ねていく予定です。