u++の備忘録

Google Homeに「寝坊30分」って言ったら、職場に丁寧な遅刻連絡メールを打つ

皆さん、寝坊することありますか?

寝坊はしないのが一番ですが、してしまった時には迅速かつ冷静に適切なところに連絡するのが大切です。しかし寝坊して急いでいると文章を推敲している時間もなく、焦りから誤字脱字や連絡先のミスをして更に自身の評価を下げてしまうことも想定されます。

今回、Google Homeを使って手軽に職場のメーリスに遅刻連絡メールを打つ仕組みを実装してみました。

作ったもの

このようなメールを送ることができます。

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実装方法

Google HomeのIFTTTによる機能拡張で、簡単に設定できました。

設定項目

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上記の”this”と"that"で、それぞれアプリケーションを指定し、さらに対応する文言などを設定します。

例えば、Google Homeに「ツイート ◯◯◯◯◯◯」と話し掛けた際に、Twitterに「◯◯◯◯◯◯」と投稿してほしい場合は、前者を”this”、後者を”that”に設定します。穴埋め方式になっており、英語が読めれば簡単です。
qiita.com

"this"の設定

次のように、Google Homeに「寝坊 (遅れる時間:例「30分」など)」と言った場合に動作するよう設定しました。$マークは、任意の言葉を指します。ここでの$マークの位置で取得した語を、"that"で使い回すことができます。

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"that"の設定

メール側の設定をします。例としてToに部長、Ccに部署のメーリスのアドレスを登録します。

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そして件名と内容も書いておきます。”TextField”には、$マークで取得した内容が埋め込まれます。つまり「遅刻 30分」と言えば、件名は「出社が30分遅れます」になります。

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最後に「Create」ボタンを押せば設定完了です。

おわりに

この設定によって、布団に入っている状態からでも遅刻連絡を適切に打てるようになります。これで社会人としての心構えはバッチリですね(違う)。

Google HomeのIFTTT連携で、かなり多様な仕組みが実装できそうなので、いろいろやってみたいと思います。