u++の備忘録

ウェブで手軽に格好良いスライドを作れる「slideship」が良さげ

f:id:upura:20170628212920p:plain

ウェブで手軽に格好良いスライドを作れるという触れ込みのサービス「slideship」(β版)が本日公開されました。

日本語のプレスリリースはこちら:
prtimes.jp

ざっとユーザーガイドなどを見てみた印象ですが、markdown形式の記述によって、手軽に格好良いスライドを作成できそうです。初期の段階から数式対応なのも個人的には非常に評価が高いです。

とは言え、いくつか気になる部分もあります。

  1. ログイン認証の選択肢
  2. 対応言語
  3. マネタイズの方向性
  4. 他のサービスとの差異化

1について、現状GitHub (https://github.com/) アカウントの OAuth認証のみでログインできます。また2について、現在のサービスは英語のみで案内されています。現時点では「markdown形式」に違和感なく対応できる層を主な対象にしているため取りあえず必要最低限の仕様になっているのかなと。ただ将来的には、より多様な選択肢があっても良い気もします。

※ 検討しているらしいです

3について、個人的にはどのような形でマネタイズを図っているかが気になりました。ありがちなフリーミアム(無料機能+有料会員専用機能)なのか、広告モデルなのか、はたまた別路線なのか……。

4は、群雄割拠のウェブサービス業界の中で、どのような立ち位置を目指しているかです。個人的には、表現しづらいですが用意されている「グラデーションテーマ」の格好良さ・綺麗さ・お洒落さが魅力に感じました。ただこの価値は普遍的にアピールしづらい面もあり、どういった部分で生き残りを狙うかは難しい部分だと思います。

いろいろ書きましたが、ユーザー目線で、この類いのサービスが切磋琢磨してより便利になっていくのは大歓迎です。「slideship」の今後の展開に大いに期待したいです。